東日本大震災・熊本地震 情報板

 2011年3月11日、1000年に一度とも言われる未曾有の大震災が起こり、引き続く巨大津波が壊滅的な被害をもたらした。さらに福島第1原子力発電所の事故は炉心溶融をも引き起こし、人類がかつて経験したことのない人災が今尚進行し続けている。テレビ、新聞等のマスメディアを通して、毎日間断なく送りつけられて来る映像や、写真、文字、ことばの溢れんばかりの情報は、事実を知る、現実と向き合うというよりも、むしろ私の中から現実感覚を奪い取っていくかのような倒錯した経験をもたらすときもある。
 大震災の経験は、日常の暮らし方や、社会とか国というもののありかたをもう一度根本から考え直す必要を私たちに突きつけているのだと思われて仕方ない。そのためにも被害の実態をありのままに知りたい、被災地で生起するひとつひとつの事実を知りたいと思っている。
 ここでは、マスコミが伝えない被災地の側からの話・情報を記録できないかと考えている。インターネットやメーリングリストに書き込まれる被災現地の情報をアットランダムに掲載して行こうと思う。

〈「熊本地震」が発生した〉
 上記のように書いてから5年が経つ、つまり東日本大震災発生から5年が経過した。時が過ぎていったい何が変わって、何が変わらないのだろうか。確かに緊急性はなくなって、私もこのページの書き込みから随分と離れてしまっていた。
 「復興」という名の施設・設備・環境の工事は、巨額の資金を投入して進められているが、被災者の生活を保障するには程遠い現実がある。福島第1原子力発電所は、混迷を極めるばかりでますます深刻な事態へと進行するかのように思われてならない。ましてや被災者の生活の自立や精神的回復は、何の解決もなされていないというべきだろう。
 しかし時の経過が、「忘れる」という心の働きを通して、
私たち「周りの人間」の苦痛を軽減することになってはいないだろうかと自問することが増えてきた。原発の再稼働が周知の方針であったかのように進められ、不安の声がかき消されていく。身近に被災地から移住した人たちの生活があり苦悩があることに、思いを寄せられなくなってしまっている。テレビや新聞で、行事をこなすかのように伝えられる形式的な報道…等々。
 そんなとき、4月14日の夜、熊本地震が発生した。後発の大地震が続き、生起するたびに被害を拡大し、現在もなお続いている。改めて、この「情報版」を再開したいと思う。私たち・私は、何をしなければならないのか、何ができるのか、何を考えなければならないのか、否応なくその問いに向かい合っているような気がしている。
ゆめ風基金
〒533-0033 大阪市東淀川区東中島1-14-1/TEL:06-6324-7702・06-6324-7703
FAX:06-6321-5662

阪神・淡路大震災を機に地震などで被災した障害者を支援する団体。全国の障害者運動と永六輔さん、小室等さんをはじめ各界の多数の方々を呼びかけ人とし、自然災害の被災障害者への救援・支援をつづけている。

救援金のご送金は郵便振替でお願いします。
郵便振替口座 00980-7-40043
ゆめ風基金

です。
 ◆熊本地震による被災障害者の現状報告と災害支援後の継続的活動へのご支援のお願い
                           被災地障害者センターくまもと事務局長
                           一般社団法人障害者がともに暮らせる地域創生館代表理事
                                                       東俊裕
         ※こちらをクリック 現状報告(2016年9月)と義援金のお願い.pdf へのリンク
 ◆熊本報告(4月25日、26日)
熊本に行ってきました。東京から5,6名JDFのメンバー、東さん他現地の方々と熊本市
内、西春村、益城町などを回りました。現地の状況を確認し、日本障害フォーラムと現
地の被災地障害者センターくまもととの連携方法についての会議も開催しています。行
政機関に対しては手帳所持者の情報開示などをお願いしてきました。東さんの報告もあ
り、大長文です、最後まで読んでいただき、周知等、お願いします。

◆支援金、義援金、お見舞金の振込先
あらたに被災地障害者センターくまもとの口座ができました。ゆめかぜ基金の口座と使
い分けていただければと思います。熊本に直接ご支援したい方は被災地障害者センター
くまもとの口座を、税金関係で寄付控除が必要な方などはゆめかぜ基金の口座に支援金
等をお願いいたします。熊本支援としてゆめかぜ基金に振り込まれた支援金等も結局被
災地障害者センターくまもとに送金されます。

①被災地障害者センターくまもとの振込先
 【金融機関・支店名】九州労働金庫熊本支店
 【口座番号(普通預金)】6396779
 【口座名義】被災地障害者センターくまもと 代表 倉田哲也

②ゆめかぜ基金の振込先
 〇郵便振替口座 00980-7-40043 ゆめかぜ基金
 〇ゆうちょ銀行 店番099/当座0040043 ユメ カゼ キキン
※通信欄に「熊本地震支援金」などとご記入ください。

片岡注:ゆめかぜ基金は寄付金控除を申請できます(確定申告時期に領収書が届きます)

◆熊本市以外の在宅障害者
*西原村では障害者の実態把握は全くされておらず、これからセンターやJDFが社協と
協力して実態把握のための調査に入るよてい。
*益城町。人口3万4千人程度なので、2000人は障害者が住んでいるはずだが、行政が把
握している障害者はごく少数。町役場が被災したので、代用としてつかっている健康福
祉センターは避難所も兼ねているが、そこには精神障害、知的障害を持つ方が2名のみ
。ここにも被災地障害者センターとJDFで協力し、調査に入る予定。

◆何が今必要か
 東日本の時に比べると物流の復旧は早いですが、それでもまだ支援が必要です。とく
にこれから益城町など、障害者の実態が全く分かっていない地域の調査と個別支援に入
るため、息の長い支援が必要です。タオルケット、ティッシュ、ウェットティシュー、
支援金、東さんたち被災地障害者センターの指示で動ける支援者、でしょうか。食べ物
や飲み物はかなり出回っている感じですが、毛布や厚手の服などはこれから必要ありま
せん。

◆被災地障害者センターについて
*事務局体制については事務局長の東さんを中心に体制づくりを進める。今日、会議が
ある模様。当面の事務所は障害者労働センター。
*JDFとの連携体制もこれから現地を中心につめていく。
*これからの事務所や倉庫、支援者の寝泊まりの場の確保のための建物は障害者労働セ
ンターの付近に確保(稼働次第、住所等は周知します)


◆熊本ヒューマンのメンバーなど特定の被災障害者のための介助支援について
 介助支援に入っているムーブメントの西浦君やCIL小平の宮下さんなどにお会いする
ことができました。本当にお疲れ様です。元気に活動されているのを見て、大変心強か
ったです。CIL小平の宮下さんなどにはセンターの初仕事として、CILのメンバーではな
く、知的障害者の日中支援の他の施設にさっそく行っていただいています。
 現地からのお願いとしてですが、どこにどのような形で支援に入るかを明確にしてほ
しい、とのことです。熊本学園大学に避難所があり、そこには40名ほどの障害当事者の
方がいらっしゃるのですが、その避難所に支援に入る場合は、熊本学園大の避難所の指
揮系統に入っていただき、そこからの指示に従っていただく、ということを明確に認識
していただきたいとのことです。例えば熊本ヒューマンの当事者スタッフや利用者さん
の個別の介助支援は熊本ヒューマン(介助者利用の当時者)の指示に従うこととなるの
で、熊本学園大学の避難所への支援とはきちんと区別する必要があるとのことです。こ
の場合は熊本学園大の避難所の必要以上の利用はなるべくなら避けてほしい、とのこと
でした。東さんと熊本ヒューマンと調整があると思いますので、介助支援を送る場合に
はいきなり避難所に支援を派遣するのではなく、熊本ヒューマンや東さんと調整してく
ださい。
 ◆熊本学園大学の花田です。4月28日
熊本学園大学避難所における障害者への合理的配慮を考えた障害者スペース(講堂)に関して、若干不正確なところがありますので連絡いたします。
「熊本学園大学の指揮系統に入る」ということですが、そもそも指揮系統はありません。花田、東、学部長他、主立った数人が統括と称していますが、くるもの拒まずの一般の避難所ですから名簿も受付ももうけず、緊急事態に対応するための自由な空間です。
その中で、医療スタッフ(医師、看護師)、介護スタッフ、資材・支援物資、環境衛生、ボランティア担当、食事などをできる限り整えて安全な場所にしようとしてきました

障害者スペースにはヒューマン以外の障害者・高齢者もいます。そこは一般の避難所全体5教室の一つですが、講堂の構造も含め様々な事情と理由から運営に携わっているスタッフにはそこで何がなされているかよく見えていませんでした。そこでそのスペースと避難所を運営するスタッフとの情報共有をお願いしたいということではなしをすすめてきたところです。
ヒューマンもよく頑張っていました。できればヒューマンの方々にも避難所全体の運営に関わってもらうようにできていればよかったのですが、それぞれいっぱい一杯で取り組んでいて余裕がありませんでした。(そのほかわれわれにもいろいろと問題がないわけではありませんがそれについては別途)障害者スペースではない一般の避難所に、障害者のグループホームにいる障害者たちや精神科病院に通院している障害者たちもいます。わたしたちは、その全体を支えています。

報告のメールの趣旨はヒューマンをどう支えるかということであるかと思いますが、一般の避難所に障害者スペースを設けたという(世間的には画期的、私達的には当たり前の)取り組みの全体像に目配りしていただければさいわいです。
 相思社メールニュースです。
今回の地震により被災された皆さんにお見舞いを申し上げます。
水俣はいまのところ大きな被害はありませんが、
相変わらず余震は続き、また震源は南下の兆しを見せています。
津波の心配もあるということです。日本で唯一稼働している川内原発が心配です。

*****************************
【1】水俣病認定申請者、医療手帳・被害者手帳保持の方々へ
【2】救援物資の寄付について~運送会社開通のお知らせ~
*****************************

【1】  水俣病認定申請者、医療手帳・被害者手帳保持の方々へ

上記の手帳をお持ちの方で、手帳の消失、または家屋に残したまま避難していて、
医療機関で公費負担医療を受けるために必要な手続きを取ることができない方は、
当面は手帳が無くても以下の、
【各制度の対象者であることの申し出、氏名、生年月日、
住所、手帳の交付を行った自治体名または機関名を明確にする】ことを
お伝えいただければ、従来通り受診が可能です(厚生労働省・環境省通知より)。
安心して、医療行為を受けてください。

<医療機関の方へ>
患者さんから手帳の種類を聞き取り、明細書に下記の各手帳の
公費負担者番号と住所を記入し、審査支払機関に請求してください。

認定申請者者      発行元・熊本県 51433035 鹿児島県 51463032
医療手帳        発行元・熊本県 51433019 鹿児島県 51463016
被害者手帳(療養手当付)発行元・熊本県 51433019 鹿児島県 51463016
被害者手帳(療養手当無)発行元・熊本県 51433027 鹿児島県 51463024

*********

【2】救援物資の寄付について~運送会社開通のお知らせ~

相思社では4月16日(土)から物資の募集を行っています。
初期段階で、皆さんお一人おひとりからいただいた物資を細やかに
配ることができて良かったです。ありがとうございました。

昨日からは、水俣市も物資の募集を始めましたが、
被災地に物資を運ぶのは4月28日(木)とのことです。
小さな団体がこまめに、個別で動くことの必要を感じています。

<物資送付先>
21日から、ヤマトなどの運送会社が営業を再開しましたので、
今後物資をお送りいただける場合は、相思社へお願い致します。

〒867-0034 
水俣市袋34 水俣病センター相思社
電話 0966-63-5800

<必要な物資>
相思社ホームページに、いま被災地で求められているものを
更新しながら記載しています。
http://www.soshisha.org/jp/?p=5087

<内容の記載>
送付の際は簡単に、伝票に内容物の種類をお書きください。
相思社での管理もしやすくなりますし、仕分け作業が簡単に済みます。
すでに発送済みの方も可能でしたら記録のために同内容をお知らせください。

発送の際、運送会社から「熊本県内に送る場合は、すぐ連絡がとれるように
宛先の電話番号は携帯電話にしてほしい」と求められる場合があります。
聞かれた際は相思社に電話をいただくか、メールアドレスに連絡をください。
相思社の携帯番号をお伝え致します。

<物資の〆切>
第一弾の物資送付〆切は24日(日)発送分までとさせていただきます。
その後のお願いに関しては、来週あたまに、再度メールを送らせていただきます。
ご協力、どうぞよろしくお願い致します。

********

九州にお住まいの皆さまは、どうぞこの後もお気をつけて
お過ごしください。
 相思社メールニュースです。

熊本地震の発生から、5日目が過ぎました。
相思社には多くの方々から、ご心配やお見舞いの電話・FAXや
メールをいただいております。
ありがとうございます。

永野は前震があった15日(金)に熊本に行きました。
その日の夜に水俣に帰ってきましたが、
その時よりも今回の本震と呼ばれる16日(土)未明のほうが
揺れと被害が酷かったとのことで、
相思社では、4月16日(土)より物資の募集を始め、
被災者への食料支援などを行っているところです。
水俣市や出水市などからたくさんの方が相思社に物資を
運んでいただいており、物資を被災地に届けることができています。
流通が止まったことが分かった17日(日)からは、
鹿児島県出水市経由で、全国より物資をお送りいただいています。


水俣は一連の震源からは離れていますので、
最大でも震度5弱程度で、大きな被害は出ていません。
相思社は全スタッフ、建物、お仏壇、資料に直接的な被害はありません。
しかしいまだ余震による揺れが続いています。
本震のときは津波警報が出ましたし、
今後日奈久断層南部に震源が移動する可能性が指摘されています。
日奈久断層は中央構造線に沿った断層ですが、
その先には川内原発が稼働しています。
相思社から南西に40キロしかなく、
地震による大事故が起こった場合、逃げる時間がありません。
九州電力や川内市長は、新幹線や九州自動車道による
住民の避難計画を立てていましたが、
川内市民をはじめとする現地住民にとって、
真っ先に使えなくなる交通手段であることが今回証明されました。
これらのことにより、周辺住民も心理的不安を抱えています。
規制委員会は「安全性に問題はない」と発表しましたが、
住民一人ひとりが不安を感じているというリアルが重要です。
国家の倫理では国民は守られないことが証明されたのが水俣です。
何もないから止めないではなく、何もないうちに、原発を止めたいと思います。


今後も物資の支援を求めています。
鹿児島県出水市の民泊プランニングさんが、
相思社への物資の中継地点になってくださっています。
以下にお送りいただくと、スタッフの皆さんが相思社に届けてくださいます。

〒899-0202
鹿児島県出水市昭和町16-5出水観光ビル2階
一般社団法人出水民泊プランニングさん 相思社気付
電話0996-79-3320

また、佐川急便であれば、遅延するけれど水俣までお送りいただけるそうです。
佐川急便の場合は相思社まで
〒867-0034 水俣市袋34 水俣病センター相思社
電話 0966-63-5800

現在、道路が寸断されていたり、通行止めなどの影響から熊本県内への
荷物の発送が遅れる状況です。
多くの宅配・運送会社が受付を中止していますので、
断られた方も多いかもしれませんが、
再度のチャレンジ、どうぞよろしくお願い致します。

水俣周辺の方は、相思社の集会棟仏間まで届けていただけるとありがたいです。
交通手段がない方は、ご連絡をいただければ取りにうかがいます。

どうぞよろしくお願い致します。

【必要としている物資】
・飲料水
・インスタントご飯
・カップ麺
・パン
・缶詰類
・粉ミルク
・インスタント離乳食
・おしり拭き
・子ども用紙オムツ
・介護紙オムツ(大人用)
・毛布
・洋服(下着類を含む)
・割り箸
・カセットコンロ
・ガスボンベ
・トイレットペーパー
・ウェットティッシュ
・生理用品

以上、ご自宅などにありましたら、お送りいただけると幸いです。

長期的支援が必要になるかと思いますが、
どうぞ今後共よろしくお願い致します。
 【熊本地震】現地報告第4報


今日は(4/21)昨日「やまびこ」の篠原さんから紹介された被害のひどいところ
だという作業所2か所を訪問する。

朝、連絡を取ると、西原村の「にしはらたんぽぽハウス」の施設長上田さんは午
後が都合がよいとのこと。
益城町の「九州ラーメン党そよ風福祉作業所」の代表浜田さんは11時ごろなら
OKということで、朝に少し余裕があり、東弁護士と打ち合わせのため 熊本学
園大へ。

ところが東弁護士と連絡を取ってみると、水等の準備があり、ここへ来るまでに
まだ時間がかかるということで、少し早めに益城町へ出発。

(そよかぜ福祉会はB型の作業所で、規模は利用者20名、利用者の安否確認はで
きており、全員無事でほとんどの方が避難所に避難しているとの事。 地域にむ
けて震災直後からラーメンの炊き出しを行っていました。同行の福田さん情報)

そよ風福祉作業所があるところは、横に川があるが、護岸がすべて崩れていた。
ナビでたどり着いたのは教会の建物。
駐車場でラーメンの炊き出しをしていると聞き、裏手へ回るとしっかりラーメン
の手配が完了していた。

そこの職員さんに代表はいらっしゃいますかとたずねると、やはり案内されたの
は教会の中。
やがて代表の浜田さんがやってきていろいろと話を聞く。
利用者も家が住めなくなっている人が多く、親せき宅などに避難しているものも
多いという。

避難している人についてはこの炊き出しに呼んで、一緒に過ごしているという。
自宅も全壊に近い状態で、今は車で寝泊まりの状態だといいます。

なぜラーメンなのかと聞くと、元がラーメン屋さんだったということ。
障害者と出会い、15年ほど前から作業所をしていた。
当時は補助金は年間75万円だったが、自立支援法ができてずいぶん楽になった
と聞きました。
東日本大震災以降に牧師となり、教会の掃除等を請け負う形で利用者の受け入れ
をこの教会にしているという。

水はまだ出ていないが、利用者やボランティアの寝泊まりする場所として、今後
教会を開放する予定と聞きました。
断水はまだ続いているとのこと。
部屋の中のピアノは倒れていましたが、建物そのものは大きな被害はない模様。
ただ近隣の家、隣の代表の家を見れば、ここが相当揺れた様子がうかがえました。
地震後、被災しながらも炊き出しはずっと続けているそうで、東日本大震災の時
もあちこちに炊き出しに行っていたといわれてました。


午後の訪問までは少し時間があったので、再び熊本学園大へ戻り東弁護士と打ち
合わせ。
東さんは車いすなので、熊本障害者労働センターが持っているIncという相談
支援事業所の構造についていろいろ聞かれました。Incが今後の被災 地障害
者センターくまもとの拠点となります。
スロープはあるもののトイレの改造は必要で、スロープのついているところが玄
関ではないので、鍵がどうなっているかなど、東弁護士自身が被災地障 害者セ
ンターに詰める気満々という感じでした。

最初にすべきこと、少したってからすべきことなどのレクチャーをしてきました。
ただ東弁護士は体調が悪化しており、あまり無理をなさらないでほしいと思います。

午後からは西原村の「にしはらたんぽぽ作業所」に行きました。
たんぽぽ作業所には利用者などが避難所として利用している傍ら、すぐ近くの公
民館に100人ほどの避難者がいるということで朝、昼、晩とそこの炊 き出し
をしているとのことでした。
建物は一見何事もないようですが、坂道の途中にある作業所のため、片一方の土
手が崩れているのが不安とのことでした。

今はみんなが寝泊まりするだけのスペースを設けたが、当初は仲がぐちゃぐちゃ
だったと写真を見せていただきました。
よく見ると部屋の中の棚はガラスが全部ない状態。
事務所部分は片付けが後回しになっているらしくぐちゃぐちゃで、部屋には入れ
ない状態でした。
「だから今はメールをもらっても見ることができません。」とおっしゃってました。

普段の作業は、ここでとれた野菜を利用して、レトルトカレーを作ったり、缶詰
を作ったり、ようかんを作ったりと、主には加工の仕事。
機械が動くかどうかはまだ試してないのでわからないとのことでした。

ここでも「何か困ったことがあったら、ゆめ風基金まで連絡をください」という
ことと、「今は現地の支援センターもできています」
ということを伝えました。


「何か足らないものがあったら教えてねって、いわれるんだけど、今は炊き出し
のためのプロパンが一番ほしいのよね」と自分のことよりの他への支援 のこと
を真っ先に考えておられます。
利用者のみならず、近所で困っている人がくると、気軽に「ご飯食べた?ここに
はいくらでもあるか食べて行ってねえ」と次々に訪問してくる方々にも 声をか
けられているのが印象的でした。
でもこの作業所は物資がいっぱい並んでいたり、大きな炊き出しの窯があったり
と、作業所というより「避難所」のような様子でした。
 

関係者各位

 

九州地域に地震があり、1週間がたちました。

まだまだ余震が続き、避難所生活をしている障害者や高齢者が多くいるとのことです。

とても疲れているでしょうと…何かできることはないかと焦っても、今の私たちに

できることは、現地に行っても迷惑だろうし…

介助者不足はあると思いますが、震災時の介助は特殊な精神的フォローもあるので、
ボランティアで介助経験のない人は今、現地では把握する事務局体制も人材もいない
余計な手間を取らせると思います。

 

まず、今、できることは、下記の2点だと思います。

     災害時の必要な経費を街頭募金をして、必要経費を送金することです。

2、避難所から自宅に戻れない人たち、特に障害者や障害を抱えた家族の受け入れを
いる体験室な  どを貸していただき、ヘルパーを派遣して安心して、元の住んで
いた地域が復興して後に、住み慣れた地域に戻れることには、各団体や各人の人脈
でできると思います。

 

街頭募金を定期的に送金することはできます。

 

認定NPO法人 ゆめ風基金

被災障害者でお困りの方は、電話 06-6324-7702FAX:06-6321-5662
メール:yumekaze@nifty.com にご相談ください。

障害者救援金は
郵便振替口座 00980-7-40043  ゆめかぜ基金
通信欄に「くまもと」とお書きください。

 現地報告第3報(20160420、22:37)


朝、「きょうされん熊本支部」である「社会福祉法人(昨日NPO法人としたの
は誤りです)やまびこ」の篠田さんと連絡を取り、訪問してよい時間を伺う。
11時ごろならOKということで、訪問前にあらためて熊本学園大に行く。
村上市議(当事者)と話をし、九州の障害者議員の集まりを中止したのは残念で、
村上議員から現状報告をしてほしいとお願いする。

大牟田の古庄議員(当事者)とも話をして、障害者議員と村上議員との集まりを
お願いする。
結果として、24日に北本議員、藤林議員などが代表して村上議員と会うことに
なった。
九州には平野みどり元県会議員など、障害当事者が議員として活躍している都市
が多い。

その後、「ヒューマンネットワーク熊本」の代表・日隈(ひのくま)さんとお会
いする。
今はヒューマンの片付けも後回しで、被災した障害者がこの熊本学園大に来てい
るという。

ヘルパーが回らないこと、自宅が地震のため、めちゃくちゃになったが片付けも
できないなどの理由で、自宅で生活ができない人もいるので、そういった人は早
く部屋を片付けてあげて、自宅の生活に戻してあげたい。

また自分の家に住めなくなった人についても、避難所でなく、もっと快適な空間
に移してあげたいとのことでした。
ただそれをするには人手もいる。
今は事務所番の人も含めて、この避難所での支援を続けているが、このままでは
ヘルパーも疲弊してしまう。
ヒューマンとしては、この2,3日中に事務所の片付けを終えて本来の機能を取
り戻したい。
もちろんこの避難所には、ヒューマン以外の障害者も避難しているので、その障
害者たちの支援も続けたい。
だから一刻も早い段階で人手がほしいということでした。

明日は大阪の「NPO中部」から一人かけつけつけてくれるという。
「自立生活センターいこらー」からも週末限定だが人が来てくれるという。
こういう素早い対応をしてくれるとことがあるのは本当にありがたい。

日隈さんやボランティアコーディネイトを担当してくれる田中さんとの電話番号
交換をしてお別れした。

午後は「被災地障害者センターくまもと」の立ち上げ会議。
ヒューマンネットワーク熊本、熊本障害者労働センター、きょうされん熊本支部、
手をつなぐ育成会、でこぼこライフデザイン、視覚障害者福祉協会、ふくし生協、
熊本市心の障害者…、熊本県発達障害当事者会、熊本県難聴協会、などのほか5
団体くらい、総勢32名もの人が集まってくれました。

仕切り役の東弁護士が遅れていたので、その間にゆめ風基金の紹介をさせていた
だき、集まった人たちの自己紹介もしました。障害者支援のためのプラットフ
ォームを作る意義や、こんなことで困っているけどどうすればよいかなどの話を
し、とにかくプラットフォームづくりは全員一致で可決。

代表は「熊本障害者労働センター」の倉田さん、事務局長は東弁護士ということ
で決定しました。
当面事務局は熊本障害者労働センターが担います。

名称は「被災地障害者センターくまもと」となります。

このプラットフォームはあくまで支援を1本化しようということでなく、それぞ
れの団体ができる支援は個別にやっていく。
自分のところでできないことは、それぞれの情報を出し合い、個別の団体同士で
解決できないことは被災地障害者センターが担うという形です。

今はとにかく障害者の安否確認が急務であるので、それを中心にやっていこうと
いうことになりました。

また、会議には、昨日物資を2トントラックで滋賀から持ってきていただいたポ
テトファームの佐野さんも参加されました。
会議の後支援物資を熊本障害者労働センターにおろし、会議は解散。
また全国から物資支援の申し出もたくさんありますが、物流がかなり回復してい
る現状では、物資支援は基本的には全国には求めない方針となりました。
個別ネットワークを利用し、物資支援を求めることはありますが。

物資倉庫を借り、またそれを整理するための人出を考えると、必要なものを地元
で調達したほうが効率が良いというのが現地の考えです。
ご理解ください。

そのあと熊本学園大に行き、障害者の避難の様子を写真で撮らせてもらえないか
とお願いに行きました。
ヒューマンの山下さんが避難者にゆめ風基金の説明をしてくれ、みんな快くOK
してくれたので、写真を撮らせていただきました。
避難者のみなさんに感謝です。
熊本の被災障害者募金に活用させていただきます。

最後に、被災地における障がい者移動制約者への「移動送迎支援活動募金(略称
:ももくり送迎基金)」活動の下地となる地元団体を模索し、福祉生協の小出さ
んに会いに行きました。

これはゆめ風基金よりも同行している福田君が中心となる仕事です。

災害時における移動送迎サービスは絶対必要と感じますが、全国の移動送迎をや
っている人たちの人や車をを集めるためには地元の核となってくれる人が必要で
す。

福祉生協は福祉有償運送の車を10台あまり持ち、実績も30年に及ぶ団体です。
ただ人員30名ほどの人がいるものの、日常の業務で手一杯なため、震災で新た
にできたニーズはボランティアがいなければこたえられないということでした。
今後全国的にどのような支援をしていくかは、ももくり基金の理事長である垣久
保さんが判断することになります。

今日の活動は以上です。
 八幡理事の現地リポート第二報をお届けします。

重複、お許しくださいませ。
(なおブログでも最新情報を掲載しております。)


熊本から現地報告第2報

今日は熊本障害者労働センター代表の倉田さんが自らの運転で益城町を案内して
下さいました。
倉田さんとは、ゆめ風基金ができる以前からの知り合いで「もっこす元気な愛」
というドキュメンタリー映画に主演で出られた人です。
といっても映画はもう10年以上前の話ですが。
ただその時に、車の免許を取ると言っておられたのは覚えてましたが、足だけで
運転するのを見るのは初めて。
めちゃめちゃ起用に上手な運転をされます。

益城町の被害のひどいところは、ことごとく通行止めになっていて、あまりよく
は見られませんでしたが、古い家屋が多く、至る所で全壊の家が見られ ました。
ただ築年数の新しい家は、外見で見るだけではそんなに大きな被害はありません
でしたが、食器棚などがかなり大型ごみで廃棄されているところをみる と、屋
内の被害はかなりありそうだと想像できます。

総合体育館の中も見てきました。
受付と中におられた日本赤十字の方にゆめ風基金の趣旨を説明し、障害者の情報
が連絡をお願いしますといいましたが、受付では名前と住所ぐらいしか 把握し
ていないので、障害を持つ人がいるかどうかはわからないとのことでした。

見渡した限りでは高齢者で車いすを使用している人はいるものの、障害者はいな
い感じがしました。(というか、遅れて障害者がやってきた場合、居る スペー
スがない感じでした)

ただ避難所運営はスムーズにできている感じで、地元ボランティアも多数いて、
物資も好きなだけもらえる感じでした。

その後熊本障害者労働センターに戻りおにぎりをいただいて、倉田さんとはお別れ。

その後、福田君と二人で熊本学園大へ行ってきました。
熊本学園大には村上市会議員(当事者)も避難していて、久しぶりの再会。
東弁護士(車いすユーザー)は物資担当、毎日ここへ駆けつけ支援をしている様
子でした。

昼間だったので熊本学園大の学生さんも多数いました。
東さんに案内してもらいましたが、東さんは一人一人の障害者に丁寧に声掛けし
ておられました。
東さんと同僚の女性弁護士も東さんをしっかりサポートしている感じでした。
ここの障害者は主には「ヒューマンネットワーク熊本」の障害者ですが、そこに
属していない障害者も避難してきているという感じでした。

一時期は一般の人も含めて800人ほどの避難者がいたということですが、今は少
し減っている感じです。
それでも600人以上の人が避難をしていて、高齢者もたくさんいました。
熊本学園大は断水しておらず、トイレも普通に使える状態でした。

そのあと熊本駅前の様子を見て八代町へ。
東さんから山下さんという、「NPO法人とら太の会」の理事長を紹介してもら
い、尋ねることにしました。

まず熊本駅前の様子。
飲食店はやっていない。
路面電車が一部区間を除き動き出している。
コンビニや土産物屋は、やはり水や食料がほとんどない(缶コーヒーなどはある)。
断水の影響がまだ大きいのかなと思いました。

八代町まではここから40キロほど。
しかし、ところどころ渋滞していて、移動に2時間もかかりました。
「とら太の会」の山下順子さんはこの圏域の「きょうされん」(全国の障害者作
業所などが集まった団体)の役員もされている方で、加盟団体の様子な ども聞
くことができました。八代市内の事業所はほとんど被害がなかったとのこと。
ここは断水もしていないので、水をあちこちにもっていっているとのことでした。
「きょうされん」としては今日と明日で被害をまとめる方針。
かなり被害のあった事業所もあるという。
そういうところは利用者さんも被災をしている方が多いということでした。
西原村ともう1か所別なところの被害が大きいとおっしゃっておられました。
そこら辺のところは熊本市内の「NPO法人やまびこ」の篠原さんに聞けばよい
とのことで、明日に訪問してみようと思っています。

帰りはファミリーレストランが開いているところがあり、ジョイフルというファ
ミレスで食事をして帰りました。
しかし帰りも相変わらずの渋滞。
少し抜け道を使っても宿舎にたどり着いたのは夜の9時でした。


また情報が入り次第、お伝えします。
 みなさま

14日夜に起きた熊本地震は、大きな被害をもたらしています。

ゆめ風基金では、15日からゆめ風ネット熊本、佐賀、大分、鹿児島、福岡の方々
と連絡がとり情報を収集しています。
ヒューマンネットワーク熊本については、ヘルパー利用の52人の障害者とは連絡
がとれ、無事の確認ができたとのことでした。
ほかの地域の障害者拠点についても、15日時点では特に被害はありませんでした。

しかし、16日の本震、および次々と起こる余震による被害は大きな広がりを見
せ、現地の障害者ネットワークを中心に、被災障害者救援体制を立ち上げられる
こととなり、ゆめ風基金から18日、八幡理事と、移動送迎ももくり基金の福田さ
んが熊本に入りました。

現在、熊本市内の熊本学園大学に、障害者、高齢者30人以上が避難されていて、
介護が対応しきれていないとの情報も入っています。

昨夜、八幡理事から入った第1報を掲載します。

・・・・・・・4月18日 夜

八幡です。
結局熊本までは、JRが通っていないということで、博多からレンタカーを借り
て、福田くんの運転で熊本入りしました。16時頃博多をでて、残り20キロという
ところまでは高速が使えて、時刻も18時前だったのですが、そこからが渋滞の
嵐。結局、花田さん(ヒューマンネットワーク)の指定した熊本障害者労働セン
ターに着いたのは21時を回っていました。
色んな方が待っていてくれたようで、部屋に入ると23人くらいいたと思います。
ヒューマンネットワーク熊本の人が8人くらい、熊本労働センターの人が8人くら
い。あとは発達障害の人の作業所などを運営するNPO法人の女性の方。NPOライフ
デザインの男性の方。熊本日日新聞の方。移送サービスをしている方。平野みど
りさん、東弁護士など、豊富な顔ぶれでした。

各団体同士の意見交換はすでに終わっていて、現状を聞くのは後日となりました
が、被災地障害者センターをつくろうという動きになってました。
詳しくはあさってにもう一度集まりを持とうということでしたが、方向的にはそ
うなりそうです。
明日は労働センターの倉田さんに案内してもらい、益城町に行きます。

熊本市内は水道は断水のままですが、電気は通っていて、コンビニも開いてまし
た。
ただ水は売り切れ状態。おでんなど水が必要なものも売っていません。ファミ
リーレストランはまだ閉まっているようです。ガソリンスタンドは普通に開いて
るのでガソリン不足もなさそうです。

熊本学園大は一般の人の避難場所として開設し、主にヒューマンネットワーク熊
本の障害者も受け入れているので、障害者も16人になっているが、福祉避難所と
しての物資ではなくて、一般の人も含めた物資支援がほしいとのことでした。佐
野さんにお願いしたのもそういう物資ということでした。
今夜はすでに1時近くになっているので、明日また報告します。(第1報おわ
り)
 
皆様
    「被災地障がい者センターみやぎ」副代表の石川雅之です。
 昨年3月の震災から、早や1年が経とうとしています。
 まず、この1年を通し、皆様から当センターに多大なご支援をいただきましたことに、心より感
謝申し上げます。他方、ご支援をいただきながら、報告が十分できず、申し訳ありませんでした。
 まもなく1年となりますので、皆様からいただいたご支援へのお礼と、現状の報告を簡単にさせ
ていただきます。
 震災後の昨年4月1日、私の所属する「共育を考える会」も含め、宮城県内で障害者関係の活
動をしている14の団体が集まり(現在15団体)「被災地障がい者センターみやぎ」を結成しまし
た。
 その後、南部の亘理町、北部の登米市、沿岸の石巻等に支部ができ、仙台も含めたいくつか
の拠点において、被災障害者の支援活動を行ってきました。
 その中で、今までは面識もなかった障害児の親と障害当事者が知り合い、地域での自立生活を目指す障害当事者の生き方に親たちが励まされるという関係も生まれてきました。
 この1年間、当センターは被災した障害者の活動の支援を続けてきました。が、震災から1年を
期に、今後の活動については、5年、10年という長い期間を見据えて、障害者と健常者が共に
生きる地域へと宮城を再生していくことを目標に活動していこうと考えています。
 具体的な活動についても、今後は仙台よりも沿岸部(石巻・南三陸町等)での活動の展開を中心
に据えていかなくてはなりません。
 当面、センターとしては以下のような活動を行っていこうと考えています。
1)公共の交通機関復旧の遅れに伴う地域において移動困難な障がい者への車両によ
 る移送サービス
2)障がい者の電話相談を受けると共に関係機関と連携を取りながら解決していく
3)障がい者団体を中心に、独自のネットワークの構築・整備、大規模災害時への学 習会・防災
訓練の実施
4)障がい者団体を中心に各地域での啓発イベント(報告会・シンポジウムその他)
 開催及び啓発の為の広報誌発行・ ホームページの開設
5)年数回の研修会開催、必要課題への調査・研究を進め新たな事業展開
 以上、簡単ですが、報告とさせていただきます。
 どうぞ、今後も私たち被災地域の障害者支援の活動にご支援いただきますよう、お願いいたし
ます。
牧口一二さん

 被災地では全ての人たちがたいへんな状態におかれています。とりわけ、避難所でトイレが使えない車イス利用の方、介助や補助が必要な人、そして人工呼吸器をつけている人など、障害をもつ人たちにとって避難生活は一層厳しく、生命:の課題に直面する場合すらある模様です。
 阪神・淡路大震災の経験から、被災した障害者やその団体へのすばやい支援をめざして立ち上がったゆめ風基金は、今回の震災発生の3月11日夕方には被災地へ入り、いち早く被災障害者の支援活動を開始しています。
 そして、阪神・淡路大震災から16年をかけて積み立てた基金約2億円のほぼ全額を緊急投入して、生命の課題に直面する被災障害者や福祉作業所などを緊急救援すると共に、これからが本番となる息の長い救援に向けて募金活動もスタートさせています。ぜひ、ご協力ください。
4月14日 リリアン テルミ ハタノです。

 複数MLに送信しています。重複してこのメール受け取る人びとにはどうかお許しください。
先日、宮城県南三陸と石巻市へ行ってきました。世の中の動きに影響した、今後様々な影響をもたらす出来事をやはり自分の目でしっかりと見ておかなければならないと思い、行ってきました。
 長野、愛知、神奈川、東京、京都からのブラジル人と「南三陸町で10:30集合」という約束で、集合場所に向かいました。ブラジル企業からの寄付の自転車と、自転車の企業からのアルコール消毒液と、各地から集まった救援物資も届けてまいりました。
 しかし、それぞれの町でみた現状は違いますが、そこで見たものは、とても言葉ではうまく表現できませんが、自然がもっている破壊力は凄まじいものであるのを再確認しました。
テレビの四角い画面では伝わらない360度の景色、伝わって来ない匂いだったり、空気そのものがありました。生涯生きて行くうえで、ずっと考えていかなければならない出来事であることを確認してきました。
 そこでの出会いを、大切にし、付き合っていきたいと思っています。あまりメディアには取りあげられませんが、やはり被災したのは、日本人だけでは無いです。そして、すべての外国人が避難したわけでもないです。31年間日本で生活しているフィリピン人の方にも会えましたが、一生懸命に各地から届く救援物資の仕分けにもう1人の仲間のフィリピン人と取り組んでいました。
 いろいろな人の命が奪われ、生活が破壊され、とにかく余震が続く毎日でも一生懸命前向きに生きようとしています。
一日も早く自立ができるように応援して行かなければならないが、それは、救援物資も大切ですが、もとに仕事ができて、生活がなりたつように再建できるようにしなければならないなと改めて強く感じました。

さて、今回は、まさかと言いたいですが、こんなニュースを目にしました。是非読んでいただいて、「こんなに教育が進んでいるといわれていた社会」で、このレベルの無知がもう子どもたちの間に広まっていると考えたら、恐ろしく寒気がしました。
 「東日本大震災:「放射能怖い」福島からの避難児童に偏見」毎日新聞 
 2011年4月13日 22時17分(最終更新 4月14日 0時35分)
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110414k0000m040137000c.html
 方言で福島出身だと疑われ、タクシーで断られたり、病院までに断れたり、子どもの間で「放射線」がうつるという、すでにあまりにも苦しい思いをした人びとに対する差別が広
がっているのであれば、しっかりと正しい情報を発信しなければ、とんでもない事態がさらに悪化するのではないかと危惧します。
リリアン
4月5日 「ゆめ風基金」ホームページから 河野秀忠さんからの報告

 ゆめ風基金会員が東北地方に300名ほどおられ、その方々に安否確認の往復ハガキを出したところ、約50名ほどの方々から、返信がありました。その大半は、多少の被害はあったものの無事でしたとのこと。当たり前ですよね。酷い被災者には、返信も出来ないでしょうから。その中の1通の仙台市のSさんからのものを紹介します。
 当方では、特に今はありません。人工呼吸器使用者への電力供給がなかった。停電時は、その電源確保が大変でした。また、水などのライフラインが止まったことが今回最大の課題でしたが、今は大丈夫です。衣食住ともに、大丈夫です。避難所にいられない障害者の方々が出ています。個別には支援していますが、全体把握はできていません。その方々を含め、自宅在宅でお過ごしの方々が増えていると思いますが、支援は不十分だと思います。とありました。
 広島では、バクバクの会副会長の穏土さんや、事業所てごーすのメンバーが、広島市で一番人通りの多い、そごうデパート前の、大通りを挟んだ向かいの場所で、ゆめ風基金のチラシをまきながら、救援カンパ活動を、3日に敢行されました。とても、元気な穏土さんからのメッセージ付で、お知らせメールを頂きました。ありがたいことです。